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高知市学校職員夏期研修 参加報告
(一社)高知県LPガス協会
高知市教育委員会が学校職員を対象に実施している夏期研修について、本年度は、給食施設を使った炊き出し研修を行うので、LPガスを使う上での注意事項及びLPガスに関する災害時の対応等をテーマとした講演についての依頼が協会にあったことから、以下内容で研修会に参加した。
研修会は、職員の担当業務別に様々なテーマが3日間に亘り実施されるもので、協会は2日目となる8月2日(金)13時から14時30分の学校調理員76名と教育委員会担当者が参加する研修に「災害に備えて~LPガスの正しい使い方と災害対策」をテーマに、防災担当の公文秀明副会長が講師を務めた。
研修前半には、LPガスの基本的な性質やLPガスが県内の隅々で利用されている身近なエネルギーであることを使用例とともに説明し、学校調理員が対象ということで、業務用厨房での事故事例や、日々の業務で注意いただくこと等の説明を行った。
研修後半には、LPガスの特性として災害に強いこと、高知県協会が取り組んでいる地震対策についての説明を行った。
質疑応答では、配属の学校は都市ガスを使っている、研修では都市ガスは蓄えることができないとの説明だったが、都市ガス会社は災害時も接続するとの説明している、どうやって都市ガスを供給するのか、という質問があり、LPガスを使った移動式の都市ガス発生設備で供給するのではないかと説明。
また、町内会の役員をしていてガソリンの発電機を置こうと思っていたが、いつも使うわけではない、LPガス発電機ならメンテナンスがいらないこと、LPガスは長く保管しても変質しないことは知らなかった、目からウロコでびっくりしたとの意見等があった。
研修の3日目には、給食設備のガス回転釜を使って大量に炊飯する方法を学ぶ研修が行われた。教育委員会では、今後もガスを使った炊き出し研修を行うとのこと。
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情報提供ありがとうございました。
【保安部 篠島】